昨年6月、引越しと同時に扇風機を買った。

僕はあまりモノ選びで悩まないのだけれど、扇風機は決め手となる要素がなく、今回は難航した。

今時の扇風機は、良い風が出て、デザインが優れているのは当たり前。

メーカー各社は、「バッテリーで動く」「スマホで操作できる」「温度に応じて風を調整」「空気が綺麗になる」「暖房も」といった追加機能や便利機能で争っている。

どれを選んでも基本機能的には問題ない反面、追加で欲しいと思う機能も特になく。基本機能が満足して部屋に合えばいいと思っていた僕としては、判断に困ったわけだ。

諸々悩み、最終的に我が家にやって来たのはド定番であろう『BALMUDA GreenFan』だった。

正面を向いて止まる扇風機

BALMUDA GreenFanは優秀な扇風機だ。

二重構造の羽根とDCモーターで遠くまで自然の優しい風を送れる。リモコンやバッテリーが使えるといった細やかな機能もありつつ、デザイン面も国内メーカーでは優れているだろう。

概要 | The GreenFan | バルミューダ株式会社

ただ、僕がこの扇風機を買った決定打は全く別の理由だった。

それは、「電源を切ると、必ず正面を向く」ということ。

首振りをする扇風機は斜めを向いて止まることがほとんど。とはいえ、斜めに止まることに違和感を感じたことも、嫌だと思ったこともなかった。たまたま家電量販店で試したときに、BALMUDA GreenFanは正面を向いて止まることに気づき、はじめて意識したほどだ。

ただ、正面を向いて止まる機種があるとを知ると、気になって仕方ない。近くにあった扇風機をいくつか試してみたところ、正面で止まる機種は1つもない。国内メーカーも、高級扇風機も、ダイソンもだ。

モノの「あるべき場所」

モノにはホームポジション、つまり“あるべき場所”が存在すると僕は思う。

椅子などの家具は使い終わると元の位置に戻す。パソコンも、腕時計も、リモコンも、家で置くべき場所は大体決まってくるものだと思う。

「片付けの基本はモノのあるべき場所を決めること」といわれるように、家のなかでホームポジションをどこに置くかは部屋の雰囲気を決める大切な要素。とくに扇風機のようなインテリアはなおさらだ。

GreenFanに出会って気づいたのが、扇風機のホームポジションは2つ存在するということ。1つは文字通り「あるべき場所」。もう1つが「向くべき向き」だ。

そしておそらく、GreenFanは2つのホームポジションの両方をしっかりと守れるように作られている。と僕は思っている。

「あるべき場所」にあるために、扇風機自体を動かさなくても欲しいところに風を送る。最近の扇風機では基本機能だろうが、遠く風が届き、首振り範囲の調整できる。風が届かない距離的・位置的問題を解決している。

そして「向くべき向き」を守るために「止めれば必ず正面を向く」。

意識をしなければ忘れてしまいそうな要素だが「あるべき場所」にあることは、インテリアにとっては大切な要素なのだと思う。

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source / image : BALMUDA

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