写真はフィジカルにはじまり、デジタルになり、またフィジカルに戻る。今日発売される『instax SQUARE SQ10』を見ながらそんなことを考えていた。

写真を見ればご覧の通り。instagramのお陰ですっかり定着したスクウェアフォーマットの写真が撮れるチェキである。フィルムというフィジカルなプロダクトにはじまった写真はデジタルデータとなり、デジタルで生まれたフォーマットを身につけ、またフィルムに戻ってきたのだ。

このカメラはフィジカル→デジタル→フィジカルというプロセスを、画像の生成にあたっても行っている。フィジカルな対象物を捉えるのはデジタルイメージセンサー。そしてセンサーが記憶したデータを、フィジカルのポラフィルムに焼き出している。

一旦デジタルデータにすることでフィルターをかけたりといったデジタルならではの後処理を可能にしているのだ。

instagram loverはもちろんのこと、フィルム好き、チェキ好き、そしてポラロイド好きもつい手が伸びるのではないだろうか。このチェキは小さく手軽、かつフィルター機能を有しているという、実にinstagram的な世界観を踏襲したプロダクトである。

チェキだけでなく、写ルンですや、フィルムカメラは再度小さなブームを巻き起こしている。フィルムというフィジカルなものをスキャン、デジタルに変換し、加工やシェアする人も少なくない。写真において、デジタルとフィジカルは大分仲がいいようだ。

ad : Amazon , Rakuten
source / image : FUJIFILM