最高の“これでいい”。無印良品『オーガニックコットンスニーカー』

無印良品のスニーカー『オーガニックコットンスニーカー』。

Converseの名作スニーカー『ジャックパーセル』を思わせる形を、無印良品らしいアノニマスなデザインに落とし込んでいる。シーズンごとに数色ずつ展開しているが、通年展開の白を選ぶと、そのアノニマス感はさらに強調される。

無印良品のブランドコンセプトを以下のように記している。

無印良品が目指しているのは「これがいい」ではなく「これでいい」という理性的な満足感をお客さまに持っていただくことです。
「これがいい」には微かなエゴイズムや不協和が含まれますが「これでいい」には抑制や譲歩を含んだ理性が働いています。
しかしながら「で」の中には、あきらめや小さな不満足が含まれるかもしれません。
無印良品は「で」の中にある小さな不満足を払拭し、明晰で自信に満ちた「これでいい」の次元を目指します。

『オーガニックコットンスニーカー』は、このコンセプトを体現しているようなデザインだと個人的には思っている。

こと白いスニーカーに関しては、汚れが最大の弱点だ。とはいえ、都度買い換えていてはコストも嵩む。汚したくないから履かないというのは本末転倒だが、下駄箱で繰り広げられる意思決定の中では比較的よくある話だろう。

度々書いているが、僕は無印良品の素晴らしさはいつ行っても同じものが用意されている点にあると思う。たとえ汚してもまた買えるとという安心感はとても大きい。勿論、2,990円という価格的安心感はいうまでもないし、「これでいい」と思える商品を作ってくれていることは前提だ。

「でいい」を変わらず追求し、用意してくれる無印良品。僕は頭が上がらない。

source / image : 無印良品

【Weekends】無印良品『スリムアームソファ』を5年使って

無印のど定番家具のひとつにソファがあります。スリムアームとワイドアーム、1〜3シーターまでの幅、ウレタン、羽根、ポケットコイルといったクッション材、そしてカバーと、組み合わせ次第で様々な雰囲気のソファ作れるものです。

定番商品として長くラインナップされており、気になっている人も、すでに持っている人も多いであろうこのソファーが、我が家にやってきてから早5年も経過しました。

様々思うところはあるのですが、今回はメリット・デメリットに分けて、このソファのレビューをしていきたいと思います。

メリット

– メンテナンスが容易。カバーの洗濯、クッション材のローテーション、場所の移動等

カバーはマジックテープで留めているだけなので容易に外すことができ、基本的には家の洗濯機で洗濯できるはずです。そしてクッション材もマジックテープで留めているだけなので、ソファの寿命を伸ばすために位置をローテーションしてあげることも容易です。また、足が約10cmあるので下を掃除するのも比較的容易です。

– カバーの入手性が安定している

これは無印良品の定番モノは全部そうですが、どこの店舗でも基本的には廃盤にならねければいつでもカバーを買い換えることが出来ます。何年か経ってカバーが古くなっても、同じモノが恐らく流通しているだろうというのは非常に安心です。

– カラーバリエーションが豊富

これは上と同様カバーについての話ですが、色や素材のバリエーションが非常に豊富です。夏は夏らしいモノ。冬は冬らしいモノと付け替えて使うのも容易なので、例えば引っ越しで家具のテイストを変えたとしても汎用性が効きやすいんですね。

デメリット

– クッション材がくたってくる

これは我が家にあるのがウレタンだから仕方ないのかもしれません。ウレタン→羽根→ポケットコイルといった順に値段が上がりますが、一般的に低価格帯のソファは無印に限らずウレタンです。しいていうならば、自分もちゃんとローテーションしていなかったのでローテーションを頻繁にすればもっと違うとは思います。

もし予算があるならばポケットコイルにしておけば、カバーは前述の通り入手性が高いので10年でもそれ以上でも使うことが出来る位のポテンシャルはあると思います。逆に、3〜5年を目安に使うんであればウレタンか羽根で十分かなと思います。

– ワイドアームにしておけば…と時々思うスリムアーム

決してスリムアームが悪いなんてことはありません。ただ、ソファに横になって足をかけたり、腕を乗せたりするときに、アームが細いと痛いんですよね笑

それと物を置けるというのが地味にワイドアームの良いところ。iPhoneやコップなど、ちょっとしたものを置きたいときに、わざわざテーブルに置くのは不便かなと。

ただ、ここも一長一短。ワイドアームだとやはり幅があるので置く場所を微妙に選ぶ場合もあるかもしれません。デザイン的にもどちらが良いとは一概に言えないし、難しいところです。

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5年使ってみた感想はこんなところです。総合的には買ってよかったのではないでしょうか。

次引っ越すときには、寿命もあるので買い替えようとは思いますが、無印の家具らしい『シンプル』感にそろそろお腹いっぱいになってきているので、次はちょっと趣向を変えるつもりです。

やはり大きな家具なので、ソファーが家の雰囲気に与える影響は非常に大きいです。ソファーに合わせて家具を考えるようになりますし、いくら変えられるとはいっても、さすがにカバーも頻繁に変えるわけにはいかないですしね。

無印良品 『スチールユニットシェルフ』

無印良品の収納家具『スチールユニットシェルフ』。

このシェルフの優れた点はデザインでも素材でもなく、そのサイズ感にあります。このシェルフの幅は84cm。この中途半端にみえる幅にはしっかりとした意味があったんです。

モジュールも、一から決めることにしました。そのとき頭に浮かんだのは、日本の家屋のサイズです。尺貫法を基準にした日本家屋では、柱と柱の間隔は1間(182cm)。ここに半間(91cm)幅の家具を入れようとしても、無理があります。そこで、基準寸法を幅84㎝に設定。その3分の1、3分の2というふうにサイズを展開し、奥行きは共通にしました。

そう、日本の木造住宅の寸法に合わせて作っていたのです。これ以降、無印は多くのシェルフや収納家具類はこの幅84cmをモジュール(基本寸法)にして作っています。また、無印は多くの製品にモジュール(基本寸法)の概念を採用しており、ボックスなどの収納小物もモジュールに合わせて作っているため、無印の家具と収納小物の多くがピッタリと収まるように設計されています。

無印の店舗のディスプレイがあんなに綺麗なのも、1つ1つの製品がしっかりと考えられて、収まるように作られているからなんです。

source / image : 無印良品 – くらしの良品研究所